憧れの人…料理研究家の有元葉子さん。その著書に『作りおきレシピ』があります。「1回作れば3度おいしい」というもの。
ひとり暮らしの人も、家族と暮らす人も、自分の作った安心できるものをおいしく食べたい・食べさせたい…。そこに「強い思い」と「ちょっとの工夫」があれば、ということが、この本のテーマだと感じます。
まずは週1~2品の作りおきから始めてみる。毎日の料理ついでにやっていくと、それがいつもになり、しだいに手が慣れていく。勝手に動く。そうすると台所のほうがうまく「回って」くるのだと。
「台所が回る」という流れができてくればしめたもの!
作りおきした素材を使い回す、わざと多く作ったり残したりして融通していく台所の知恵=「台所を回す」こと。「回る」という言い回しの絶妙さが、有元さん自身も好きな言葉だそうです。
仕事をしている・いないとか、子供がいる・いないに関わらず、作りおきをするかどうか。してあると楽ですよね~。「のちの自分を助ける」と思って、やっておきたいと思う理想と、異なる現実(笑)。
私は台所だけでなく、何事も「回す」なんて、しなやかな動きはできませんが(笑)。でも自分なりのところから、やればいいのですよね!
☆今週もお疲れ様でした。来週は梅雨明けになるかな?次回は月曜に更新します。